このようなお悩みに回答します。
本記事の内容
・本せどりは長期的にみて稼ぎにくくなる
・本せどりをきっかけに新しいビジネスも行う
本記事の信頼性

本記事を読むと、本せどりに将来性があるかどうかについて分かります。また、本せどりをすべきかどうかの判断材料を得ることができます。
これまで複業などと謳っていましたが、僕は本せどりをメインとして生計を立てています。
そのため、本業のような位置付けです。
本せどりに将来性がない理由

結論から申し上げると、本せどりに将来性はないと考えています。
しかし、現段階では、副業の中でも即金性が高いので、オススメです。
紙の本が減少
出版数が減少傾向にあるというのは、有名な話ですよね。
実際、グラフをみても紙媒体の書籍が減少していることが分かります。
その一方で、電子書籍の市場は盛り上がってきています。
このことから、紙の書籍の流通量が減り、仕入れできる本の量が減っていく可能性が高いです。
その一方で、楽観的な見方をすると、紙の本が少なくなることで、相対的に紙の本のレア度が増すという可能性もあります。
その場合は、紙の本が高値で売買される可能性が高くなりますよね。
紙の本の価値が上がるかどうかはまだ分かりませんが、数が減っていくことは間違いないでしょう。
サーチツールの規制
モノレートが使えなくなったことは記憶に新しいです。
その代わりに、Keepaというツールを本せどらーの多くは使っています。
しかし、Keepaでさえ、今後どうなるか分かりません。
本せどりは、自分のスキルというよりは、ツールに依存しているので、ツールがなくなったら稼げなくなる可能性が極めて高いです。
目利きで仕入れができる方もいますが、データで判断して仕入れる方法に勝ることはないでしょう。
目利きのみで仕入れる方法は、相当な知識がないと難しいですし、その時の市場をみているわけではないので、利益が出ない本をとってしまうことも多いです。
そのため、基本的にはツールがないと稼ぎづらいのが現状です。
BOOKOFFの店舗数の減少
BOOKOFFの店舗数が減少しつつあります。
東京でも、渋谷の店舗が閉店したり、新宿の店舗が一つ閉店しています。
BOOKOFFの店舗数の推移をグラフ化してみました。

2013年3月:1059店舗
2014年3月:990店舗
2015年3月:942店舗
2016年3月:869店舗
2017年3月:843店舗
2018年3月:825店舗
2019年3月:794店舗
2020年3月:801店舗
ここ7年間で、約260店舗減少しています。
地域によって差はあるかと思いますが、全体的に少しずつ減っていることが分かります。
本せどりは新規ビジネスのきっかけ

本せどりは、この先10年くらいは稼げると思いますが、長期的にみると将来性はないでしょう。
そのため、本業もしくは副業で本せどりをしつつ、他のビジネスにも時間を投資することが大切です。
僕も、新しい事業に手を出しています。
2021年の早期段階で、本せどりから撤退することを目標にしています。
どんな仕事が良いか
本せどりから入るのであれば、物販事業が好ましいです。
Amazonに慣れていますし、安くモノを仕入れて高く売るという特徴は同じですので、比較的スムーズにできます。
その際には、転売ではなく、OEMなどがオススメです。
自動化・仕組み化しやすく、仕入れを店舗で行う必要がなくなりますし、ブランド化すれば価値が高まっていきます。
また、良い形でノウハウも蓄積されていくでしょう。
また、違う方向性だと、プログラミングもオススメです。
市場が安定して大きくなってきていますし、個人にスキルが残りやすいからです。
総じて、努力すればするほど個人の資産になるような労働がオススメです。
まとめ
今回は、本せどりの将来性について考えました。
結論としては、本せどりに将来性がない理由として、「紙の本の減少」「BOOKOFFの減少」「サーチツールの規制」を取り上げました。
しかし、本せどりは副業としては優秀で、現段階では、非常に稼ぎやすいです。

短期的に本せどりで稼いで、その資金を元手にして新しいことを始めるか、もしくは、本せどりで稼ぎつつ並行して新しいことを少しずつ始めるかをしないと、リスキーでしょう。
そのため、短期的に本せどりで稼いで、その資金を元手にして新しいことを始めるか、もしくは、本せどりで稼ぎつつ並行して新しいことを少しずつ始めるかをしないと、リスキーでしょう。
そういう意味では、ブログもオススメです。
今回は以上です。
本せどりを始めようか悩んでいます。できれば将来性がある副業をしたいです。